「光のお父さん」読了後の何とも言えない”さみしさ”

すごく今さらながら、光のお父さんを一気読み。

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ドラマにもなった話題作。もちろん存在は耳にしてたんだけど、FF14のプレイヤーじゃないこともあってなんとなくスルーしてて。

 

やー、面白かったし感動した。

けど…。この寂しさは何かなあ。

 

多分自分がこの世界には行けないこと、なじめなかったことが思い出されるからかなと気付いた。

一時期はいわゆるネトゲ廃人的に、長時間遊んでた時期があるんだけど…。

ネットゲームの遊び方には「ガチ勢」、「エンジョイ勢」なんて言葉もあって、自分は前者のガチ勢では全然ないんだ。ゲームは気軽にやりたいタイプ。

 

なんだけど、自分がやってた当時でもネトゲは黎明期を過ぎてて。

そうすると、それでも残ってる人ってどうしてもある程度ガチな人が増えてくる。

「遊びは真剣にやった方が面白い」ていうの、ド正論だと思うんだよね…。

 

思うけど、自分はそうはできなくて。

結果、それなりの期間を遊んだけど、ガチな人とは最終的には離れてしまってね…。

 

企画者(執筆者)であるマイディーさんはもちろん、この光のお父さんこと「お父さん」も、齢60歳を超えてるけど、ゲームに真剣で真摯なんだよね…。

一つのダンジョンを攻略するために何ヶ月も(!)かけて、パーティーメンバーを集めて予習復習を繰り返して攻略なんて、とてもじゃないけど自分にはちょっと。

 

すごく面白くて感動する話だったけど、自分は行けなかった世界を見せられる寂しさが最後に残ってしまった。